エゾフクロウの棲む森ノルディックウォーキングツアー

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エゾフクロウの棲む森ノルディックウォーキングツアー「シマエナガに出会えた♪」
北海道は、時より雪が降り晩秋から初冬へと季節が進んでいますが、
まだ札幌近郊の平野部では、いわゆる根雪にはなっていない状態です。
今日は、エゾフクロウの棲む森ノルディックウォーキングツアーでした。
ノルディックウォーキング(以下NWと書きます)って何?
わからない方も多いと思いますので、説明すると、
クロスカントリー選手が夏季のトレーニングに取り入れていた「ポールランニング」を、
一般の方にも手軽に全身運動ができるように改良したものです。
短時間でもエクササイズ効果が得られるほか、
膝の関節、脊髄への負担を軽減でき、
フィットネスとしても最適なスポーツなのです。
簡単にいうと、ポール使うことで2足歩行が4足歩行になるので、
足の負担が軽減される。また両手や体幹なども使うので全身運動になり、
よりフィットネスに効果的になるのです。
エゾフクロウの棲む森NW体験の内容は、森林の中をNWを楽しみながら散策し、
小動物や野鳥などを観察しながら北海道の自然をより身近に体感していただく体験ツアーとなっています。
ツアー前に準備運動とポールの扱い方をレクチャーしてスタートすると、
日本最大のキツツキ『クマゲラ』があけた大きな穴を見つけて観察していました。
すると、オスのアカゲラが飛んで来て姿を見せてくれました。
また、コース中間地点の東屋に向かう途中で、大きな切り株の上で、
小さめのエゾリスが木ノ実を「カリカリカリ」と食べているところを観察しました。
食べ終わると、「ガサガサガサ」と草薮の中に消えて行きました。
エゾリスは越冬するので、モコモコの毛になりお腹が白いので、まるでトトロのようです。
一休みする東屋では、コーヒーパーコレーターで入れる珈琲を楽しんでいただきました。
写真が、コーヒーパーコレーターです。バーナーでお湯を沸騰しながら抽出する珈琲です。
豆はスターバックスのイタリアンローストをパーコレーター用に挽いてもらっています。
晩秋の森の中で、熱くてワイルドな珈琲を飲み一休み。
後半のフィールドでは、2度ほど、雪の妖精シマエナガの群れに遭遇しました。
歩いていると、「ジュリ、ジュリ、ジュリ」と鳴き声が聞こえて来ました。
(アダ名はその鳴き声からジュリちゃん)
せわしなく木々の枝を移動しながら、時より真っ白い愛くるしい顔を見せてくれました。
お客様も夢中でカメラのシャッターを押し、喜んでいました。
「ガイドさんに教えてもらわないと、絶対気づかないですね」
エゾモモンガの棲む木には動きがなくて残念。
お客様が見たがっていたクマゲラには会えなくて、
残念でしたが、また冬にその楽しみを残しておきましょう。
ツアー後の札幌市内戻りは、僕がオススメした味噌ラーメンの元祖「味の三平」にお送りしました。